フリーランスとして、手続きや案件を受注できたら準備OK!ではありません。
今後仕事をしていく上で必要なものと、生活の状況を踏まえ検討しておきたいものがあります。
当たり前のものもありますが、抜け漏れがないようにご参考になればと思いますので、ぜひご確認ください。
仕事で必要なもの
事業用口座
事業用の口座と書きましたが、口座自体は個人口座となります。
ただ、個人の生活で利用している口座と同じにすると収支がわかりにくくなるので、分けた方が会計上管理しやすいです。
会計ソフトと連携もできて余計な作業がグッと減りますので、新たに口座を開設しましょう。
また、フリーランス協会にも優待がありますので、そちらもぜひご参考にしてみてください。
クレジットカード
できれば会社員の時にクレジットカードは作成しておいた方が良いですが、事業用として作成することも可能です。
こちらも事業用口座と同様に会計上管理しやすくなり、会計ソフトとも連携できるので事業に関する支払いをクレジットカードにまとめるとめちゃくちゃラクになるのでおすすめです。
また、フリーランス協会にも優待がありますので、そちらもぜひご参考にしてみてください。
メール
独自ドメイン持っていない場合は、フリーメールアドレス(Gmail等)でも最初は問題ありません。
今後ご自身で営業活動をして、直接クライアントと契約する際は独自ドメインのメールアドレスを用意しておいた方が良いかと思います。
基本的にはフリーメールアドレスでも大丈夫ですが、NGの企業もあります。
カレンダー
当たり前すぎて余計なお世話かもしれませんが・・・
Googleカレンダー等でも問題ありませんので、いつでも予定を確認できるように用意しておいた方が良いでしょう。
会計ソフト
確定申告を税理士にお願いしないで自分で行う場合は、準備しておきましょう。
おすすめはfreeeです。初心者でも非常にわかりやすく、使いやすいと思います。
見積書や請求書の発行もできます。
また、利用する場合は、契約しているエージェントの福利厚生にも会計ソフトが割引になったり、無料で利用できたりもしますので、まずはそちらから確認しましょう。
エージェントに会計に関する福利厚生がない場合、フリーランス協会に登録すると、会計ソフトの割引や税務相談等といったサービスを受けられることができますので、そちらもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
マイナンバーカード
確定申告を行う際、e-Taxを利用するとネットで全て完結できます。
利用するにはマイナンバーカードがあると手続きがめちゃくちゃ楽なので、発行しておくのがおすすめです。
ホームページ
ぶっちゃけ最初からなくても困りません。
ただ、自身で仕事を獲得する場合や、法人化する時には口座開設時に必要になることもあります。
名刺
名刺は作成しておいた方が良いです。
やっぱり名刺交換は仕事上よくあるので、機会を逃さずに交換できるようにしましょう。
今後人脈を増やす上では欠かせないツールとなります。
下記でおすすめするサイトを紹介します。
プリスタ。
費用が安いのと、即日発送も対応しているところが魅力です。
また、Microsoft Officeでのデータ入稿が可能なのもポイントになります。
数多くのテンプレートが用意されていますし、取り扱われている用紙の種類も豊富です。
『プリスタ。』
激安名刺印刷!!100枚140円〜
当日仕上げ・当日発送可。用紙も豊富で高品質!
名刺通販ドットコム
こちらも費用が安いのと、即日発送も対応しているところが魅力です。
リピート注文の場合、割引もありますので、何度も発注する場合はお得になるかと思います。
また、テンプレートからさらに名刺デザインをカスタマイズすることも可能です。
イラストレーター等で作成できないけど、少しデザインをこだわりたい方にはおすすめです。
「カスタム名刺」でアピール力UP!
ビジネス名刺専門通販サイト「名刺通販ドットコム」
その他事務用品
領収書入れ
レシートや領収書を仕分ける用に百均などでケース等購入しておくと、事務作業が楽になります。
印鑑
最近は行政も押印することが少なくなり、また電子契約も進み、ほとんど不要となりますが、まれに契約書の紙媒体があります。
実印までは不要ですが、持っていない方は、印鑑+朱肉+押印マットがあると良いかと思います。
封筒
僕のおすすめは、レターパックライトです。
まず封筒だと、住所や名前を手書きで書く(綺麗に書きにくい)か、宛先シートに印刷するといった手間が面倒です。
レターパックライトは、多少の手間ではありますが省いてくれるので、一般的に企業からの郵送にもよく使われます。
数枚の書類なら、長形3号(120mm×235mm)の封筒+(必要に応じて簡易書留等)でももちろん十分です。
PC、Wifi、事業用スマホ
こちらも当たり前ですが、ITフリーランスなら持っていらっしゃるかと思います。
基本的に常駐案件なら、貸し出しPCがあるかと思いますが、場合によっては自分のPCでVDIで接続するということもあります。
スマホに関しては、個人用でも問題ありません。(経費としても計上が可能で、仕事で使った分だけという家事按分できます。)
ただし、セキュリティにも考慮した上で利用しましょう。
また、家事按分も可能ですが、プライベートと仕事でどのぐらい使ったのか算出するのが大変なので、僕は分けています。
分けた方が、事業用として利用したというのが算出しやすいです。
事業用のスマホについてはこちらの記事を参考にしてください。
生活の状況を踏まえ検討しておきたいもの
福利厚生
エージェント登録した際や契約した際の付帯サービスとして福利厚生制度がついてくることもあります。
会社員の時にも同様の制度はあったかと思います。(例えば、関東ITソフトウェア健康保険組合)
プライベートにも活用できますが、個人事業主では経費削減等、事業にとってお得な制度もあります。
もし、福利厚生の付帯サービスがない場合は、フリーランス協会の登録を検討してみてください。
昨今は制度が非常に充実していますので、最大限に活用していくべきかと思います。
福利厚生についてはこちらの記事を参考にしてください。
フリーランス協会
福利厚生でも触れていますが、フリーランスとしての福利厚生制度は最大限活用していくべきかと思います。
もし、福利厚生制度がない場合は、フリーランス協会に登録してみてください。
下記に会員向けの特典とサービスはこちらからご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?
今までは会社から支給されたりしていたものが多いですが、フリーランスになると全部自分で用意しないといけません。
最初に準備しておけば日々の事務作業などラクになります。