「案件対応に追われて、気づけば今日も勉強できなかった…」
そんな悩みを抱えるフリーランスエンジニアは多いのではないでしょうか。
スキルアップは必要だと分かっていても、目の前のタスクや納期に押しつぶされ、学習が後回しになりがちです。しかし、成長を止めると市場価値が下がり、将来的に案件単価や選択肢の幅が狭まってしまいます。
スキルアップ・学習できないのはフリーランスにとって致命的なのです。
そこで今回は、「案件に追われて勉強できない」状況を抜け出すための3つの時間確保術を紹介します。
1. 学習時間を先にブロックする
まず最も重要なのは、学習する優先順位を上げることです。
フリーランスはスケジュール管理がすべて。仕事があるなし関わらず、やることがたくさんあるので、スケジュール管理はプライベート含めて実施することがまず大前提です。
ただ予定を入れるのではなく、何をどのぐらいの時間確保するかということを意識して、スケジュールを入れましょう。
さらに学習時間を確保するには、「余った時間で勉強する」ではなく、先に学習時間を予定に入れることが重要です。
学習時間ブロック例
- 朝の30分を固定で学習に使う
- カレンダーに「学習予定」としてブロックする
- クライアントとの打ち合わせ予定と同じレベルで扱う
予定化するだけで、勉強を「後回し」から「優先度の高いタスク」へと変えられます。
とにかく自分のタスクの中から、優先順位を引き上げましょう。
僕の場合は、飲み会や仕事だけではなくプライベート含めて優先度を上げた時期はありました。
2. 案件を学びの場に変える
「案件が忙しくて勉強できない」という発想を逆転させましょう。案件そのものを学習の場と捉えることができます。
- エージェントに「学びたい技術」を含めて相談
- 他のエンジニアから知見を吸収
単なる作業ではなく、案件を「実戦的な学習」と考えれば、一石二鳥でスキルアップできます。
3. 今抱えているタスクや予定の整理
時間を最も生み出すためには、抱えているタスクや予定を洗い出し、本当に必要なものだけを残して、どんどんやらないタスクにしてしまうことです。
やる必要があるからタスク化しているのでは?と思いますが、タスクというのは日々どんどん増えていきます。減らすより、増える方がはるかに多いのです。
大きな影響やリスクがないのであれば、思い切って「やらない」と振り切ってしまうのも手です。
僕も今でも定期的にやらないリストを作って、タスクをゴミ箱に捨てています。
やれることには限りがあるのです。自分が成し得たいことに最も時間を割くためにも、余計なものはどんどん減らしていきましょう。
結果やらなくても、大きな影響がないことばかりだったとそう思える時が必ずきます。
まとめ
案件に追われて勉強できないと悩むフリーランスは多いですが、解決策はシンプルです。
- 学習時間を先にブロックする
- 案件を学びの場に変える
- タスク・予定の整理
時間は「空いたら勉強」ではなく「先に確保する」もの。毎日30分からでも積み重ねれば、確実に市場価値は上がります。
今日この記事を読んだなら、すぐにカレンダーに「30分の学習時間」を入れてみましょう。
案件の状況によって、高稼働で本当に時間を取れない場合もあるとは思います。時期的に忙しい場合は仕方ないところはありますが、通年忙しい場合は、現場を変えるのも1つの手です。
また、正社員と同じ感覚でスキルアップするという意識だと、フリーランスではかなり厳しいです。
当然正社員の方がスキルアップや実績を積むには、環境や法整備含め整備されています。
それ以上に意識して時間を確保してスキルアップしていかないと仕事が取れなくなります。