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フリーランスエンジニアが経費で落とせるもの一覧を作ってみた

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フリーランスとして働くと、経費を正しく計上するかどうかで節税額が大きく変わります。

例えば、年間50万円経費として計上できれば、所得税だけで数万円〜十数万円の節税が可能です。

本記事では、フリーランスが実際に経費で落とせる項目を紹介します。

フリーランスが経費で落とせるもの一覧

通信費

  • スマホ代やインターネット回線は、業務で使った分を按分して経費化可能

    • 例:月5,000円のスマホ代 → 50%業務利用なら経費2,500円

  • クラウドサービスも業務利用分は経費

  • 郵送費・宅配便費

交通費

  • 打ち合わせや外出の交通費は全額経費

消耗品

  • 文房具、プリンター用紙、USB、外付けHDDなど

仕事用機材

  • パソコン、モニター、カメラ、マイクなど

    • 高額なものは減価償却で数年に分けて計上

自宅兼事務所の家賃・電気代

  • 自宅を事務所として使う場合は按分して経費化

    • 例:家賃10万円の1割を事務所利用 → 月1万円を経費

  • 電気代も同様に按分可能

外注費・業務委託費

  • ライターやデザイナーに依頼した費用は全額経費

  • Web制作代行や経理代行も対象

広告宣伝費

  • SNS広告、Google広告、チラシ作成費、名刺作成費など

交際費・会議費

  • クライアントとの打ち合わせで使った飲食代

  • 業務目的の勉強会やセミナー参加費

教育・研修費

  • オンライン講座、書籍、資格取得費

  • セミナー参加費やスクール費用も業務目的なら可

保険・福利厚生

  • 国民健康保険、国民年金

  • 小規模企業共済

経費を落とすときの注意点

プライベートと混同しない

プライベートと混同しないように口座やクレジットカードも分けて管理することをおすすめします。

経費は事業に関する費用のみ計上可能です。

プライベートのものが入らないように注意してください。

領収書・請求書は必ず保管

確定申告までは必ず保管しましょう。

会計ソフトでは電子化して取り込みを行うので、領収書・請求書はこまめに取り込んでいた方が忘れずに済みます。

事業割合を明確にして計上(家賃や電気代、通信費など)

家賃や電気代は家事按分でプライベートと事業用と分けた上で、割合で計上することができます。

割合の計算する方法は主にこちらになるかと思います。

面積による割合

面積による割合で計算する方法です。

家賃の経費は、家の面積から事業で使用している部屋の割合で求められます。

例えば、家賃8万円、家の面積が20㎡、事業用に使っている部屋の広さが10㎡の場合ですと、按分率は50%となり、4万円の経費を計上することができます。

時間による割合

住居であれば、面積による割合で計算可能ですが、電気代やガソリン代、インターネット回線などは面積で計算不可能です。

その場合は時間による割合で計算する方法があります。

1か月の使用時間や日数で割合を算出するという方法で計算するとよいかと思います。

もし自動車を利用したなら、運転日報を残すことで使用時間や日数を割り出せます。

また賃料でも、面積の割合だけでなく、月に何時間仕事をしているかなど、時間での家事按分が可能になります。

まとめ

経費を正しく理解して効率よく計上することは、フリーランスの節税・資金管理・安心した事業運営に直結します。

本記事を参考に、会計ソフトやカードを使った経費管理で、効率的に事業を運営しましょう。

会計知識はフリーランスにとって、重要な知識です。

正しく経費管理を行い、お金の流れを把握できるようになることが、長くフリーランスとして活動することにも繋がりますし、お金の不安は精神的にキツくなります。

個人的には自分で会計ソフトを契約して、会計管理を行うことをおすすめします。

会計ソフトは数多くありますので、どれが合うのかわからない方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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フリーランスITコンサルタント。ITフリーランスとしての収入が最高240万円/月を達成。ITフリーランス経験は10年以上。IT以外の業種にも個人・法人の独立、創業支援実績あり。