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【徹底比較】フリーランス協会のメリット・デメリット|他サービスとの違いや評判も解説

フリーランス協会 福利厚生
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フリーランスとして活動する人が年々増えていて、ITエンジニアやデザイナー、ライターなど、企業に属さず自由な働き方を選ぶ人にとって、「安心して働ける環境づくり」は非常に大切なテーマです。

そんな中で注目されているのが「フリーランス協会」です。

本記事では、フリーランス協会のサービス内容・メリット・デメリットを徹底解説し、他サービスとの比較や口コミ・評判、実際に利用して助かった体験談まで網羅的に紹介します。

「フリーランス協会に入るべきか迷っている」方は、ぜひ参考にしてください。

フリーランス協会とは?

フリーランス協会(正式名称:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会)は、2017年に設立された団体です。

主な目的

以下のような活動が目的の団体となっています。

  • フリーランスの働き方を社会的に支援
  • 保険・福利厚生を提供
  • コミュニティやスキルアップの機会を整備
  • 政策提言や市場調査を通じてフリーランスの地位向上

年会費

有料会員の年会費は10,000円(税込)です。

たった1万円で、保険や福利厚生、コミュニティなど幅広いサービスを利用できます。

フリーランス協会のサービス内容

サービス内容は主に5つあります。

フリーランスが手薄となりがちな事業に関する保険や福利厚生があります。

1つずつ加入しないと利用できないものが、協会に加入するだけでまとめて利用できるのはお得です。

1. 損害賠償責任保険

  • クライアントへの納品物に瑕疵があった場合
  • 情報漏洩や著作権侵害が発生した場合

フリーランスで活動していると、特に上記のようなケースが発生する可能性があります。

故意にする方はいないと思いますが、何らかの落ち度で発生した際に守ってくれる保険です。

2. 弁護士保険(付帯)

  • 契約トラブル
  • 報酬未払い

フリーランスは特に契約まわり、報酬未払いが多いです。

弁護士に相談したくても高額で泣き寝入りする方も多いので、保険を活用できると安心して事業をすることができます。

ただし、一般的に弁護士保険を活用する際は、契約してからすぐに活用できるわけではありません。契約してから保険適用外となる期間がありますので注意してください。

フリーランス協会の会員になるだけで、自動で保険がつくのは非常におすすめです。

3. 福利厚生

  • 健康診断の割引
  • 家事・育児サポート
  • レジャー・旅行優待
  • 事業に関するサービスの割引

フリーランスは健康診断も自分で負担しなければなりません。

負担する費用も積み重なるとせっかくフリーランスになったのにずっと資金繰りに悩まさせれます。

プライベートだけでなく、事業にも活用できる割引もあります。

また福利厚生についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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4. 学習・キャリア支援

  • オンラインセミナーや勉強会
  • キャリア相談
  • スキルアップ教材の割引

フリーランスになると、正社員の時以上に、スキルアップやキャリアについて戦略的に向き合っていく必要があります。

5. コミュニティ・ネットワーク

  • Slackグループ
  • 地域別の交流会
  • 異業種とのマッチング機会

フリーランスなど事業者は孤独に自分と向き合いながら仕事をしていきます。

同じ境遇の仲間を見つけたり、仕事でも人脈を作っていかなければなりませんので、積極的に活用したいところですね。

他サービスとの比較(フリーランス協会vs他サービス)

代表的なサービスとの違い

  • ベネフィット・ステーション → 福利厚生に特化
  • フリーランスエージェント → 案件紹介に特化

フリーランス協会は、保険+福利厚生+学習+コミュニティがオールインワンになっている点が大きな特徴です。

フリーランスエージェントは、保険や福利厚生、学習など利用可能なエージェントもありますが、全てのエージェントが利用可能というわけではありません。

現在利用しているエージェントと比較した上で足りないところを補う形で利用すると良いと思います。

フリーランスによくある失敗・不安ランキング

フリーランスとして独立した人がよく直面するトラブルをランキング形式で紹介します。

下記のトラブルについては、フリーランス協会の会員になることで回避・軽減することが可能です。

1位:報酬の未払い・支払い遅延

フリーランス新法により整備されてきましたが、やはり一番影響するのは報酬トラブルです。

完全に防げることはありませんので、予防することで少しでも可能性を減らし、発生した際には専門家に相談できる環境を構築する必要があります。

そのためにも弁護士保険は非常に有効です。

報酬未払いについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

【トラブル対策】他人事ではない報酬未払いの対策と解決方法とは?フリーランスとして働く人にとって、報酬の未払い問題は深刻な課題となっています。 他人事ではなく報酬の未払いで問題になっているケースは少...

2位:契約トラブル

こちらも非常に問題になるケースが多いですね。

新規に取引を行う際は、契約書は自己判断するより、専門家と一緒に確認するようにしたいところです。

3位:病気・ケガによる収入ゼロ

フリーランスは仕事ができなければ収入はゼロです。補償についてはどこまで考えるかですが、正社員だったとしても、有給休暇がなければ収入はゼロになりますし、保険をかけすぎても固定費が重なり負担増です。

ご自身の状態に応じて、所得補償制度を活用していきましょう。

4位:情報漏洩や著作権トラブル

故意にする人はいないと思いますが、思わず起きてしまった場合に損害賠償責任保険で補償することができます。

5位:孤独感・キャリア不安

コミュニティやセミナー、キャリア相談で解消していきましょう。

フリーランスは常に孤独感や不安と隣り合わせです。事業は一人となることが多いですが、仲間を見つけ、周りと協業や連携していくことで解消されます。

フリーランス協会の口コミ・評判

フリーランス協会に入ってみて、以下のような口コミや評判がありました。

実際の声についていくつかご紹介します。

良い口コミ

  • 「弁護士保険で安心して案件を受けられる」
  • 「福利厚生だけで年会費の元が取れる」
  • 「コミュニティで仲間ができた」

悪い口コミ

  • 「案件紹介は少ない」
  • 「すでに保険加入済みだとメリットが薄い」
  • 「使わない人には年会費が高く感じる」

フリーランス協会がおすすめな人・おすすめしない人

口コミや評判にもある通り、人によってメリットデメリットは異なります。

会員になるかどうかは下記を基準にして判断いただければと思います。

おすすめな人

  • フリーランスとして安定して活動したい
  • 報酬未払いなどのリスクが怖い
  • 福利厚生も利用したい
  • 学習やコミュニティを活用したい

おすすめしない人

  • すでに保険や福利厚生が充実している
  • コミュニティ活動に興味がない
  • 年会費を「絶対に回収したい」と考える人

フリーランスエージェントを利用していて、すでに保険や福利厚生が充実している方は大きなメリットは感じられないかもしれません。

やはり多くのメリットは安心して働ける環境や福利厚生といった活用がほとんどですね。

まとめ

フリーランス協会は、年会費1万円で「保険+福利厚生+学習+コミュニティ」すべてを網羅できるサービスです。

特に、報酬未払い・契約トラブル・情報漏洩といったフリーランス特有のリスクに備えられるのは大きな安心材料。

「これから長くフリーランスとして活動していきたい」方は、一度加入を検討してみてください。

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くろぶち読書
フリーランスITコンサルタント。ITフリーランスとしての収入が最高240万円/月を達成。ITフリーランス経験は10年以上。IT以外の業種にも個人・法人の独立、創業支援実績あり。